円満相続のための遺言作成

遺言だけで円満相続はありません。相続診断士

遺言は相続で最も大事な事です。でも、理不尽な遺言を残すと大変な事になります。
終活の中で、最も大事なお金。あなたが築き上げた財産を自分の思うように相続人に渡したい。でも、そこには法律があります。

相続という作業の中で、士業の先生方が最も力を入れられるのが、遺言の作成方法です。司法書士・行政書士の主催される相続セミナーに参加すると、遺言て大事だな。・・・そんな気持ちになります。相続の現場では故人の遺志として、遺言がもっとも尊重されるのです。

遺言は相続で最も大事な事です

相続での優先順位

前述のように、残された遺言、被相続人、(故人)の遺志としてもっとも尊重されます。
遺言>遺産分割協議>法定相続分・・・これが相続における優先順位です。遺言を残す被相続人は、子孫に対する思いがあります。相続人である配偶者、子供たちが、仲良く、取り合いをしないで、自分の残した資産で幸せに暮らしてほしい。そんな思いです。でも、この順位、遺産分割協議が一番になる事があります。被相続人、(故人)の遺志が絶対ではないんです。被相続人(故人)が、あまりにも理不尽な遺言を残すと、相続の紛争になる事があります。

遺言は相続で最も大事な事です

理不尽な遺言と法定相続分

理不尽な遺言とは、法定相続人が共感できない遺言?としておきます。例えば、被相続人が臨終の直前にお世話になった方に、全てをあげるよ・・・そんな口約束をした。そのお世話をした方は、口約束だけでは不安だから遺言を残してください・・・。何かサスペンスのドラマみたいです。でも本当にあるんです。でも法律は、法定相続人の権利を守るようになっています。被相続人が、理不尽な遺言書を残しても、法定相続人の侵されない権利が保証されています。法定相続人の遺留分といいます。法律ってよくできています。また、理不尽な遺言は、相続人同士での取り分について、争いになる火種を作る事もあります。

法定相続分とは、ウィキペディアでは、各相続人の取り分として、法律上定められた割合をいいます。被相続人が遺言書を残していた場合、原則としてその内容に従うことになります。だから、遺産分割協議は行われないのが通常とされています。しかし、現実は、遺産分割協議が優先される場合もあります。これは、相続人全員の合意によるものです。被相続人の残した財産を、みんなが幸せになるために、分け合うのです。故人の遺志より、遺族の意思が大事にされる場合もあります。

法定相続分

遺族みんなが幸せになる遺言とは・・・

遺言とは2種類あります。公正証書遺言と、自筆証書遺言です。形式は、違います。また、メリット・デメリット、両方にあります。また、遺言だけでは、被相続人の本当の気持ちは伝わらないものです。セミナーで、いつも説明するのですが、遺言だけでは伝わらない子孫への想い。これはエンディングノートが相応しいです。セミナーでも、遺言書とエンディングノートの併用をおすすめしています。

遺言書とは、形式的に誰に何を与えるという内容しか書きません・・・でも、遺族(相続人)はみんな、疑心暗鬼なのです。何故、私の相続分が少ないの?。だから、遺言書だけでは伝わらない被相続人の思い、ノートで伝えられたらいいですね。

また、両親の遺産相続は、相続人の人生で大きな節目です。親の臨終を望むわけではありませんが、その時点で起こる遺産分割によって、人生が変わるかもしれません。だから、相続は遺族みんなが幸せになれるように考えるべきです。そんな遺言を考えませんか?ここでは、遺族全員が幸せになれる遺言の書き方の本を紹介しています。相続診断士協会推奨の一冊です。

公正証書遺言

【書籍概要】

■『家族を「争族」から守った 遺言書 30文例~第1集』
遺産分割をめぐる争いは枚挙にいとまがないが、被相続人が生前に遺言書を遺すことで、家族の紛糾を未然に防ぐことができる。とはいえ、遺言書の形は家族ごとに、構成する財産ごとに千差万別だ。すべての家族に当てはまる完全無欠の「ひな型」は存在しない。例えば、サラリーマン家庭と事業家の家庭では、誰にどの財産をどの程度相続させるかも含めて、遺産分けの視点が全く異なる。遺言書はまさに「十家族十色」なのだ。そこで本企画では、さまざまな家族・構成財産の事例を掲げ、それぞれの家族で最も望ましい形となった遺言書の作成例を30点紹介し、争族を避ける遺言書作成のポイントを解説していく。

『家族を「争族」から守った 遺言書 30文例~第2集(仮)』2019年12月発売予定より引用